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ゴルフボールの選び方、ゴルフボールの規格編
ゴルフ競技では自由にゴルフボールを選択することが可能ですが、公平性を保つために厳格な規格制限が設けられています。規格制限は、重量、大きさ(直径)、初速度、トータル飛距離、対称性の5項目。規格外のボールは、正式な競技では使うことが出来ず、もしルール違反のゴルフボールを使用/ホールアウトした場合は、失格となります(R&A規則)。規格外のゴルフボールも発売されており、公式競技でなければ使うことも可能ですが、ゴルフは紳士のスポーツ、公認ボールを使ってフェアプレーを心がけましょう。
ゴルフボールの重量は、重さが増すと慣性により風の影響を受けにくくなり、よく飛ぶようになります。重量は、1.62オンス (45.93g) 以下と定められています。
ゴルフボールの直径(外径)は、小さくなるほど空気抵抗が少なくなり風の影響を受けにくくなります。つまり、小さければより飛ぶということになります。直径は、1.68インチ (42.67ミリ) 以上と定められています。
初速度に規制がないと大変なことになりそうです。初速度無制限ならば、より反発力のあるゴルフボールを使えば使う程、より遠くまで飛ばせるようになってしまいます。平均飛距離220ヤードのアベレージゴルファーがバッバ・ワトソンを軽くオーバードライブなんてことになります。初速制限は、一定の条件で打ったときに、250フィート(76.2m)/秒+2%以下と定められています。
飛距離は、ある条件下で打った時に、キャリー距離+ラン距離で規定されています。規定値は、317ヤード+3ヤード以下。
上記4項目は主に飛距離に関する項目ですが、対称性は方向についての項目。まっすぐ飛ぶボールポララボールの出現で、1981年にUSGA及びR&Aが対称性の項目を追加しています。※ポララボールは現在も発売されています(参考までに下記リンクを参照)。
a) キャリー差 4.0ヤード以内
b) 飛行時間 0.4秒以内